診療について
保険診療
形成外科の範囲では、ほとんどが保険診療の適応となっています。
以下、当院での治療可能な代表的な疾患をご説明します。ただし、専門性の高い疾患などは大学病院や総合病院へ紹介となります。
医療レーザー脱毛
皮膚腫瘍・皮下腫瘍
体表に現れるできもの(腫瘍)を、局所麻酔を行い治療します。
粉瘤は、皮膚(皮下)腫瘍のなかでも代表的な腫瘍です。
化膿した粉瘤の切開排膿処置を除き、初診当日には治療は行いません。別日に手術日を決定します。
外傷
外傷の原因として、様々なものが存在しています。身近なものとしては、刃物による損傷・熱源による熱傷・動物咬傷・転倒や打撲などによる挫創などです。
形成外科は、体表の外傷を扱う専門となります。
円形脱毛症
円形脱毛症は、頭髪部が円形もしくはそれに近い形でスポット的に脱毛が見られる疾患です。
軽症であれば、脱毛斑の存在に気づかず治っていたり、短期間で治ることもありますが、重症例では脱毛斑が増加したり、面積が拡大するなどして治療に難渋する、再発を繰り返すことがあります。
のぐち形成外科クリニックでは、円形脱毛症ガイドラインに記載されている中で《ステロイド局所注射療法》《カルプロニウム外用薬処方》を行っています。
あざ
太田母斑・異所性蒙古斑といった先天性のあざにはQスイッチレーザーの治療の保険診療が可能です。ただし、あざの部位や年齢により当院での照射が難しい場合には他の医療機関を紹介することがあります。
原発性多汗症
特定の誘因や多汗を生ずる基礎疾患などもなく、過剰な発汗が起きる疾患を原発性多汗症といいます。
原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版に準じた治療を行っております。
ガングリオン
手指や手首などの関節の付近にできる比較的硬い腫瘤です。本来の関節の袋と関節を満たす液がはみ出したものです。
小さなものや症状のないものは放置しても問題ありませんが、気になるような場合には穿刺吸引による治療が一般的です。

自由診療
自由診療では、保険外治療となり保険は適用されません。また、同一の疾患に対して保険診療と自由診療の併用もできません。
当院における自由診療では、初診料3,300円・再診料1,100円(ともに税込表示価格)が発生します。

診察によって保険診療となることもあるので、保険証持参をお忘れなく!
[自由診療メニュー]
のぐち形成外科クリニックでは以下のメニューをご提供しています。
サイノシュア社製のエリートレーザーで脱毛施術を行なっています。
エリートレーザーは1台の筐体で2種類の波長(波長755nmアレキサンドライト・波長1064nmNd:YAG)の照射が可能です。これにより様々なスキンタイプや毛質の方でも照射が可能です。
当クリニックで導入している医療レーザー脱毛機器は、主に**755nm(アレキサンドライトレーザー)と1064nm(ヤグレーザー)**の2種類の波長を使用します。これらのレーザーは、毛のメラニン色素に反応して熱を発生させ、毛根を破壊することで脱毛効果を発揮しますが、熱作用に伴い、以下のような副作用やリスクが発生する可能性があります。
